副業・複業でお金をつくる|家計見直しの次にやるべき収入アップ戦略


前回の記事では、生活費の見直しにより支出を抑え、家計に「余白」を生み出す方法をご紹介しました。
今回のテーマはその次のステップ、「お金を稼ぐ・つくる」です。
副業・複業・スキルアップなど、収入を増やす手段は多様化しています。
ただし、やみくもに収入を増やすのではなく、「ライフプランニング」をもとに目的と必要額を明確にすることが大切です。
目次
収入を増やすべき理由とは
家計の支出を見直すだけでは、将来に向けた備えとしては不十分な場合があります。
たとえば、子どもの教育資金、老後の生活費、住宅ローンの返済など、今後必要になるお金は年々増えていきます。
収入を増やすことで、貯蓄や投資にまわせるお金を増やすことが可能になります。これが「お金をつくる」という考え方の基本です。
副業・複業の選択肢と注意点
副業や複業にはさまざまな形があります。
以下はその一例です。
- スキルを活かしたライター・デザイナー業
- 資格を活用した講師・コンサルティング
- ネットショップ・ハンドメイド販売
- 投資型クラウドファンディング
- 短期バイト・アルバイト
ただし、副業を始める際は以下の点に注意しましょう。
- 勤務先の就業規則を確認(副業禁止の場合も)
- 確定申告が必要になるケースがある
- 本業に支障が出ないようスケジュール管理を
目標金額の設定にライフプランニングが必要な理由
「いくら稼げばいいか分からない」
そう感じたことはありませんか?
ここで必要になるのがライフプランニングです。
ライフプランニングでは、将来必要となる支出を年単位で可視化し、「いつ・何に・どれだけ必要か」を明確にします。
その上で、「○年後までに月○万円の副収入を得たい」といった具体的な目標を設定することで、副業の方向性やモチベーションが定まり、継続しやすくなります。
お金をつくる力=将来を支える力
副業や複業で得た収入は、日々の贅沢に使うのではなく、将来への投資に回すのが理想的です。
たとえば次のような活用方法があります:
- 子どもの教育資金の積立
- 老後資金の準備
- 資産運用への投資
「お金をつくる力」は、家族と自分自身の未来を守る大きな武器になります。
次回予告:投資による資産形成を始めよう
次回のテーマは「資産運用」です。
具体的には、iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)などの制度を活用した積立投資について解説していきます。
生活費を見直し、お金をつくる力を身につけた今こそ、資産形成への一歩を踏み出しましょう。
まとめ:お金を稼ぐ力を「目的ベース」で考える
副業・複業は、ただ収入を増やすための手段ではありません。
将来に必要な資金を見据えたうえで、「なぜ」「どのくらい」必要なのかを明確にし、目的に応じた収入アップを目指すことが重要です。
生活費の見直しで家計を整えたら、次は「お金を稼ぐ力」を育てましょう。
それが、次の「投資による資産形成」へとつながっていきます。