NISAの始め方をやさしく解説(金融機関・商品・積立の決め方)

NISAの始め方をやさしく解説(金融機関・商品・積立の決め方)
はじめに
NISAは「始める」より「続ける」が大事です。
続けやすい設計にしておくと、あとから迷いが減ります。
ステップ1:金融機関を決める(1つだけ)
最初につまずきやすいのが、「どこで始めるか」です。
ここで大事なのは、最安だけより、続けやすさです。
まず知っておきたいルール
つみたて投資枠と成長投資枠は、別々の金融機関で同時に使い分けることはできず、基本的に一つの金融機関で利用します。
※年単位で金融機関を変更することは可能です。
選び方はこれでOK:
- 手数料の説明が分かりやすい
- 画面が見やすい(資産の確認がしやすい)
- 積立設定がしやすい(迷わずできる)
- 困ったときの問い合わせが安心
「どこが一番いいか」は人によって違います。あなたが“放置しても続く”場所が正解です。
金融機関選びで疲れてしまう人は多いですが、ここは完璧を狙わなくて大丈夫です。
続けられる場所を決めることが、最初のゴールです。
ステップ2:つみたて投資枠の“対象商品”を知る
「投資って何を買えばいいの?」という不安は、ここで一気に減らせます。
なぜなら、つみたて投資枠は、対象商品があらかじめ整理されているからです。
対象が決まっている=迷いが減る
つみたて投資枠は、対象商品が決まっています。
金融庁のサイトには「つみたて投資枠対象商品」の一覧が掲載され、更新日も示されています。
迷う人ほど安全な順番:
- つみたて投資枠(対象商品の中)から選ぶ
- 慣れてきたら成長投資枠も検討する
“いきなり難しい選択”をしなくていいのが、つみたて投資枠の良さです。
選び方のコツ(難しい言葉は使いません)
おすすめは、次の3つだけ意識することです。
- 分散されている(一つに偏っていない)
- 長く続けやすい(値動きが大きすぎないほうが安心な人も多い)
- コストが分かりやすい(「毎年どれくらいかかるか」が見える)
ここでの結論:「つみたて投資枠の対象」から選ぶだけで、選択肢は十分に絞れます。
迷いが減ると、続けやすさが一気に上がります。
ステップ3:成長投資枠は「目的で使う」
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広く選べる一方で、迷いも増えやすい枠です。
なので、使うなら「目的」を先に決めるのがコツです。
目的の例(これくらいでOK)
- つみたてを続けながら、余裕があるときに追加で買いたい
- 将来のために、少しだけ“上乗せ”したい
- 積立だけだと物足りないので、別枠で運用したい
おすすめの順番:
成長投資枠は、「つみたてが習慣になってから」でも遅くありません。
焦って両方を一気に始めるより、「続く順番」で設計するほうが結果的にうまくいきやすいです。
成長投資枠を使うかどうかは、「やるべき」ではなく「あなたの家計に必要かどうか」で決めて大丈夫です。
ステップ4:金額は“気持ちよく続く額”
最後に一番大事なところです。
NISAは「上限まで使う人が正しい」ではありません。
気持ちよく続く金額こそが正解です。
続く金額の決め方(超シンプル)
- 生活費が苦しくならない
- 急な出費に対応できる現金がある
- 値動きがあっても眠れる金額
“眠れる金額”チェック
- 少し下がっても「まあ、長期だし」と思える
- 毎日の値動きを見なくても平気
- 家族に説明しても納得される(後ろめたさがない)
最初は少額でも十分です。
続けられた実績ができてから増やすほうが、失敗しにくいです。
今日の結論:上限よりも、あなたの生活に合う“続く額”を選んでください。
続く形にできた人が、NISAを上手に使える人です。
まとめ
- 金融機関は1つ。最安より「続けやすさ」で選ぶ
- 迷う人ほど、つみたて投資枠(対象商品)から始めると安心
- 成長投資枠は「目的を決めて」必要なら上乗せする
- 上限より“気持ちよく続く額”が最優先
次回(Day5)は最終回。あなたにとっての“正解の使い方”を、タイプ別に設計して行動チェックまで落とし込みます。
FAQ(3問)
Q1. 金融機関は途中で変えられる?
A. 年単位で変更は可能です。だからこそ、最初は「続けやすい場所」で始めるのが安心です。
Q2. 成長投資枠は最初から使うべき?
A. 必須ではありません。つみたてが習慣になってから、目的が出てきたら検討で十分です。
Q3. いくらから始めればいい?
A. 「家計が苦しくならず、値動きがあっても眠れる金額」から。小さく始めて調整するのが失敗しにくいです。
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