確定申告、まずは「期限」と「やること」を3つに整理しよう

確定申告、まずは「期限」と「やること」を3つに整理しよう
はじめに
確定申告が近づくと、頭の片すみに「そろそろ…」が居座りますよね。
でも大丈夫です。最初にやることは、難しい計算ではなく“全体像の整理”です。
この記事では、期限の確認から「まずやること」を3つに絞って、忙しい人でも進められる形にしていきます。 今日やるのは、完璧な申告書づくりではありません。“迷いが減る準備”を作ることです。
今年(令和7年分)の期限はいつまで?
まずはカレンダーに入れましょう。ここが決まると、気持ちが落ち着きます。
- 所得税・贈与税の申告・納付:2026年3月16日(月)まで
- 個人事業者の消費税等の申告・納付:2026年3月31日(火)まで
「え、2月からじゃないの?」という方へ:
相談・受付は2月16日(月)からが基本ですが、還付申告(戻ってくる申告)は2月16日より前でも提出できる扱いです。
※期限や受付の扱いは、年ごとに国税庁の特集ページで案内されます。最新情報は公式案内を必ずご確認ください。
まずやることは3つだけ
ここで迷うと、作業が止まります。逆に言うと、この3つが決まれば半分終わりです。
①「どの申告が必要か」を決める
- 会社員:副業がある/医療費控除や寄附金控除(ふるさと納税)を受けたい、など
- 個人事業主・フリーランス:原則として所得の申告が必要(青色・白色の違いはDay3で扱います)
- 中小企業経営者:個人の申告+(法人の方は決算申告が別で動くことが多いので、社内の締切も確認)
②「資料を集める」
資料集めは“気合い”より“種類の把握”が大事です。まずは必要なものを並べましょう。
- 会社員:源泉徴収票、ふるさと納税の証明、医療費関連など
- 事業:売上(入金・請求)、経費、帳簿、控除資料
③「提出方法」を決める(紙 or e-Tax)
近年は、スマホとマイナンバーカードでのe-Taxが進めやすくなっています。 「どれを使うか」だけでも先に決めると、準備が具体的になります。
- スマホ+マイナンバーカードで提出(e-Tax)
- パソコンで作成して提出(e-Tax/印刷して提出)
- 紙で作成して提出
そして便利なのが、国税庁の確定申告書等作成コーナー(令和7年分)です。 「どこに何を入れるか」を案内しながら進められるので、初めての人ほど助かります。
「申告が必要か」をざっくり確認(会社員の方へ)
会社員は「年末調整があるから申告いらない」と思いがちですが、次に当てはまると申告が関係します。 ここを早めに確認するだけで、不要な不安が減ります。
- 給与以外の所得が20万円を超えると、原則として申告が必要
- ふるさと納税:ワンストップ特例が使える条件なら原則申告不要。ただし条件から外れると申告が必要
- 医療費控除を受けたい:明細書の作成など手続が必要(詳細はDay2)
ここで大事なのは「自分はどれに当てはまるか」を、まず丸つけすることです。
いきなり入力や計算に入ると、後から「そもそも必要だった?」で手戻りが起きやすくなります。
まとめ+要約
- 期限を先に固定:所得税・贈与税は3/16、個人の消費税は3/31
- 最初は3つ:必要な申告→資料集め→提出方法の決定
- 不安が強い人ほど「全体像」を先に掴むとラクになります
FAQ(3問)
Q1. まだ何も手を付けていません。間に合いますか?
A. 間に合う可能性は十分あります。まずDay1の「3つ」だけ決めて、資料集めから始めるのが最短です。 特に「提出方法(紙かe-Taxか)」が決まると、必要な準備が一気に具体的になります。
Q2. 紙とe-Tax、どっちがいい?
A. 迷うならe-Tax寄りがおすすめです。スマホ+マイナンバーカード対応など、案内が増えています。 ただし「カードの期限切れ」「ログインできない」などがあると止まるので、早めの確認が安心です。
Q3. 還付(戻ってくる申告)でも、2月まで待つ必要ありますか?
A. 還付申告は、受付開始前でも提出できる扱いです。早めに準備できる人は前倒しで進められます。
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参考(国税庁)
- 確定申告特集(国税庁)
- 確定申告書等作成コーナー(国税庁)
- 確定申告の期限・受付等の案内(国税庁)
※本記事は一般的な情報提供です。個別の状況(副業の内容、控除の有無、法人・個人の関係など)により必要な手続きが変わる場合があります。