「提出直前」にバタつかない人がやっている最短手順

「提出直前」にバタつかない人がやっている最短手順
はじめに
確定申告は、最後の最後で「添付漏れ」「入力漏れ」「納付忘れ」が起きがちです。
そして一度つまずくと、焦りが焦りを呼びます。
今日は提出直前の最短手順で、バタつきを減らすための“やる順番”を固めます。
難しいことはしません。順番を守るだけで、ミスはかなり減ります。
今日の合言葉はこれです:
「入力は最後。まずは材料を揃える」
申告書づくり(入力)から始めると、後で抜けが見つかって手戻りが増えます。
申告書作成は“最後”にする
早く終わらせたくて、つい「作成コーナーを開いて入力」から始めたくなります。
でも、これは遠回りになりやすいです。
入力は“箱”です。箱だけ先に作っても、中身が揃っていなければ何度も開け閉めすることになります。
なので、順番はこうです。
-
収入を全部並べる
給与、事業、報酬、アフィリエイト、配当、不動産など、 「今年入ったお金(または確定した収入)」を入口ごとに集めます。 -
控除・経費を整理する
ふるさと納税、医療費、生命保険、社会保険、事業経費など。
まずは「ある・ない」のチェックだけでOK。細かい入力は後です。 -
最後に申告書(入力)
材料が揃った状態で入力すると、スピードも正確さも上がります。
コツ「全部並べる」は完璧じゃなくてOKです。
まずは漏れを減らすのが目的。後で見直せる形(メモ、一覧、フォルダ)にしておけば十分です。
注意「副業は少額だから…」で入口から外すのが一番危険です。
少額かどうかは、並べてから判断。最初から除外すると漏れの原因になります。
入力が遅いのではなく、材料が揃っていないのが原因なことが多いです。
だから、最初に「材料の一覧」を作るのが最短です。
よくあるミス:収入の申告漏れ
提出直前で一番怖いのが、収入の漏れです。
「あとで思い出した」「通帳を見て気づいた」が起きやすいポイントでもあります。
なぜ漏れが起きるのか
理由はシンプルで、収入の入口が多いからです。
たとえば、こんな入口が混ざっていませんか?
- 振込(取引先からの入金)
- クレカ決済(オンライン販売・決済サービス)
- プラットフォーム入金(スキル販売・動画・配信など)
- 現金売上
- ポイントや紹介報酬など「小さいけど積み上がるもの」
申告する場合は原則として“全ての収入”を申告する必要があります。
漏れがあると、後から修正が必要になったり、手間が増えたりすることがあります。
だからこそ、入口を先に全部並べるのが最大の対策です。
漏れを減らす、いちばん簡単な方法
ルールは1つです。
「通帳(または入金履歴)を最初に見る」
記憶で集めると漏れます。通帳・入金履歴を見れば、入口が見つかります。
Day3の「入金一覧」を作っている人は、ここがすでに強いです。
納付期限もセットで確認
「提出したのに納付が遅れた」というミスも、よく起きます。
期限は提出と納付をセットで覚えましょう。
所得税・贈与税2026年3月16日(月)まで
申告も納付もこの日まで(該当する人)。
個人の消費税等2026年3月31日(火)まで
対象の人は所得税と期限が違うので要注意。
納付方法も「自分に合う形」を先に決める
納付は「忘れない仕組み」を作るのが大事です。
たとえば、次のように“先に決める”だけで安心感が違います。
- 振替にする(引き落とし)
- ネットバンキングで払う(予定日を入れる)
- キャッシュレス納付を使う(使える条件を確認)
「提出=終わり」ではありません。
期限の前に、納付方法と予定日までセットにしておくと、最後のミスが減ります。
提出前の最終チェック(10分)
最後に、提出前に10分でできるチェックです。
これだけでも「出した後に不安になる」を減らせます。
- 収入の入口を全部見た(通帳・入金履歴・プラットフォーム)
- 控除(ふるさと納税・医療費など)で「使うもの/使わないもの」を分けた
- 添付が必要なものがある場合、用意できている(または保管できている)
- 提出方法(e-Tax/紙)を決めて、実際に最後まで進められる状態になっている
- 納付方法と予定日を決めた(提出と納付をセットで)
ここまでできていれば、提出直前にやることは「入力して、送って、納付する」だけです。
不安が強い人ほど、このチェックが効きます。
まとめ+要約
- 先に「収入を全部→控除・経費→入力」の順で進める
- 収入の漏れ対策は「入口を全部並べる」「通帳(履歴)を最初に見る」
- 期限は提出と納付をセットで:所得税は3/16、個人の消費税は3/31
FAQ(3問)
Q1. 入力してから気づいた抜け、どうすれば?
A. いったん入力を止めて、収入・控除の一覧に戻ると早いです。
「抜けの原因(入口の見落とし)」が見えるので、同じミスを繰り返しにくくなります。
Q2. 申告漏れが怖いです
A. 「収入の入口」を先に全部並べるのが一番の対策です。
記憶ではなく、通帳や入金履歴から拾うと漏れが減ります。
Q3. 納付方法がわかりません
A. まず期限(所得税は3/16、個人の消費税は3/31)を固定し、
自分が忘れにくい方法(振替・ネットバンキング等)を選ぶのが安全です。
📩 あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスが欲しい方は、 LINEで相談する から気軽にご相談ください。
参考(国税庁)
- 確定申告特集(国税庁)
- 確定申告書等作成コーナー(国税庁)
※本記事は一般的な情報提供です。収入の種類(給与・事業・不動産など)や控除の状況、 消費税の課税・免税などにより必要な対応が変わる場合があります。不安な点がある方は、早めに整理して相談するとスムーズです。