今年の確定申告、ここだけ押さえれば大丈夫(状況別の次の一手)

今年の確定申告、ここだけ押さえれば大丈夫(状況別の次の一手)
はじめに
5日間おつかれさまでした。最後は「自分は結局、何をすればいい?」を状況別にまとめます。
できるだけ短く、今日から動ける形にします。
今日のゴールはこれです:
「自分のタイプを選ぶ → やることを3つに絞る → 今日やる1つを決める」
“全部やろう”とすると止まるので、絞りましょう。
会社員(副業あり/控除あり)
会社員の確定申告は「年末調整で終わり」と思いがちですが、副業や控除があると流れが変わります。
まずは、次の3つに絞って確認しましょう。
①副業「売上」ではなく「所得」で見る
副業の判断は、ざっくり 所得=売上 − 必要経費 です。
まずは副業の入金を並べて、経費を分けて、所得がどのくらいかを出しましょう。
②ふるさと納税ワンストップの条件を確認
ワンストップ特例を使っていても、別の理由で確定申告が必要になると、ふるさと納税も一緒に整理が必要になることがあります。
「今年、申告する理由があるか」を先に確認すると迷いが減ります。
③医療費控除など「やる」と決めたら、明細づくりが最優先
医療費控除などは、まず「対象の資料が揃うか」を確認し、揃うなら明細づくりへ。
迷う時間が一番もったいないので、「やる/やらない」を先に決めるのがコツです。
会社員の最短ルート:
1) 副業の入金一覧(所得を出す) → 2) 控除(ふるさと納税・医療費など)の有無 → 3) 申告するならまとめて入力
個人事業主・フリーランス
個人事業主・フリーランスは、申告のスピードも安心感も、帳簿(売上と経費の整理)で決まります。
ここでも、やることは3つに絞ります。
-
売上(入金)の一覧を作る
通帳や決済サービスの入金履歴を見て、日付・金額・内容を並べます。
記憶で集めると漏れやすいので、必ず履歴から拾うのがポイントです。 -
経費を「説明できる形」にする
「何に使った?」「いつ?」「仕事との関係は?」が言える状態にしておくと、後で迷いが減ります。
迷うものは保留にしてOK。止まらない仕組みが最優先です。 -
提出方法(e-Tax/紙)を決めて、入口だけ確認
e-Taxの場合は「ログインできるか」「カードが使えるか」だけ先に確認しておくと、申告期に詰まりません。
忙しい人ほど効くコツ:
「売上はこの口座へ」「経費はこのカードへ」など、入口を減らすと来年がラクになります。
中小企業経営者
経営者の方は、個人の確定申告だけでなく、法人側の決算・申告が別で動くことが多く、
「誰が・いつまでに・何を」がズレやすいのが特徴です。
ポイント「個人」と「法人」を紙に書き出す
頭の中だけで管理すると、抜けやすくなります。
まずは、個人と法人で「期限」「担当」「必要資料」を分けて書き出すだけで、ミスが減ります。
ポイント資料の入口をそろえる
「役員報酬」「配当」「事業の売上」「経費」など、資料の入口が増えやすいので、
どこに何があるか(口座・会計ソフト・担当者)を先に整理するとスムーズです。
経営者の最短ルート:
1) 個人/法人のタスクを分ける → 2) 期限と担当を決める → 3) 資料の入口を固定する
今日やること(1つだけ選ぶ)
最後に、今日やることを1つだけ選んでください。
“完璧”より“前に進む”が勝ちです。
- 会社員:副業の入金を全部並べる(通帳・明細から)
- 会社員:ふるさと納税・医療費など「申告理由」を丸つけする
- 事業の方:売上(入金)の一覧を作り始める(10件だけでもOK)
- 事業の方:領収書・レシートの置き場所を決める(月フォルダ or 封筒)
- e-Tax予定:ログイン確認だけ先にやる(詰まりを前倒しで潰す)
- 経営者:個人/法人のタスクを紙に分けて書く(期限・担当・資料)
もし迷うなら、「通帳(入金履歴)を見る」を選んでください。
入口が見えると、次の一手が決まりやすくなります。
まとめ+要約
- 状況別に「やること」を3つに絞ると、確定申告はグッと進みやすくなる
- 会社員は「副業(所得)」と「控除(ふるさと納税・医療費など)」の整理がカギ
- 事業の方は「売上(入金一覧)」と「経費(説明できる形)」で9割決まる
- 経営者は「個人/法人」を分けて、期限・担当・資料の入口を揃えるのが最短
FAQ(3問)
Q1. 自分が申告必要か、判断がつきません
A. まず「会社員(副業・控除あり)」「事業(個人事業主・フリーランス)」「経営者(個人+法人)」のどれかを決めて、 そのタイプの“3つ”だけ確認すると早いです。判断がつかない部分は、無理に結論を出さずメモして相談に回すのが安全です。
Q2. 期限に間に合うか不安です
A. 不安の正体は「何からやればいいか分からない」ことが多いです。
今日のチェックリストから1つだけ選んで進めると、次の作業が見えてきます。
Q3. 相談するとき、何を用意すればいい?
A. 最低限、次があると話が一気に進みます:
・会社員:源泉徴収票、副業の入金一覧(あれば経費も)、控除資料(ふるさと納税・医療費など)
・事業:売上(入金)一覧、経費の整理(領収書やデータの置き場所が分かる状態)
・経営者:個人/法人のタスク分けメモ(期限・担当・資料の場所)
📩 あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスが欲しい方は、 LINEで相談する から気軽にご相談ください。
参考(国税庁)
- 確定申告特集(国税庁)
- 確定申告書等作成コーナー(国税庁)
※本記事は一般的な情報提供です。収入の種類、控除の適用状況、消費税の課税・免税などにより必要な対応が変わる場合があります。 不安な点がある方は、早めに整理して相談するとスムーズです。