老後資金をつくるためにやるべきこと Day3|実例でわかる「増え始めた人」の共通点

老後資金をつくるためにやるべきこと|実例でわかる「増え始めた人」の共通点
はじめに
Day1で「現状の見える化」。Day2で「守り(固定費・保険・借入・税金)」の整え方。
ここまでやると、多くの人がこう感じます。
「やるべきことは分かった。でも、これで本当に増えるの?」
「自分の立場(会社員・経営者・個人事業主・フリーランス)でも現実的にできる?」
そこでDay3は、実例(ケース)で整理します。
どんな立場の人でも、老後資金が増え始める人には共通点があります。
結論から言うと、増え始める人は「特別な才能」よりも、
同じ順番で、同じことを、淡々とやっているだけです。
目次
- 老後資金が増え始めた人の共通点(3つ)
- ケース①:会社員(30〜50代)「貯まらない→貯まる」に変わった理由
- ケース②:中小企業経営者「会社と個人を分けたら一気に見えた」
- ケース③:個人事業主・フリーランス「収入の波に負けない仕組み」
- 今日から真似できる“共通フォーマット”
- Day4予告:増やす(育てる)ステップをやさしく解説
本文
老後資金が増え始めた人の共通点(3つ)
うまくいった人の共通点は、この3つです。
- 「先取り」で残す仕組みを作っている
- 増やす前に「守り」を固めている
- 完璧を目指さず、数字を“毎月1回”だけ見る
難しいテクニックより、続く仕組みがあるかどうか。
そして、仕組みは「一度作るとラクになる」ものです。
ケース①:会社員(30〜50代)「貯まらない→貯まる」に変わった理由
状況
共働き、子ども1〜2人。住宅ローンあり。
収入は安定しているのに、なぜか貯金が増えない。
よくある原因
- ボーナス頼みで、毎月の貯蓄が一定じゃない
- クレカの支出が増え、家計の実感がズレる
- 教育費や習い事が「気づくと増える」
変えたこと(やったこと)
- 先取り貯蓄を“給料日に固定”(金額は小さくてOK)
- 固定費を2つだけ見直す(通信費とサブスク)
- 家計を見る日を月1回だけ決める(15分)
ポイント
このケースで一番効いたのは、「気合い」ではなく自動化です。
先取りで残してから生活する形にすると、勝手に貯まる方向に動きます。
そして月1回だけ見直すと、
「やりすぎて疲れる」も「放置して不安になる」も減ります。
ケース②:中小企業経営者「会社と個人を分けたら一気に見えた」
状況
売上はある程度ある。だけど手元にお金が残らない。
社長本人の老後資金は、なんとなく後回し。
よくある原因
- 会社の支出と個人の支出が混ざっている
- 「会社に残す」と「個人で守る」の線引きが曖昧
- 役員報酬や納税のタイミングで資金繰りがブレる
変えたこと(やったこと)
- 会社と個人のお金を“見える形で分けた”(口座・カード・帳簿)
- 役員報酬を「生活費+先取り+余裕」の形で設計
- 納税や大きな支払いに備える“別枠の箱”を用意
ポイント
経営者の場合、老後資金が増えない最大の理由は、
「稼げていない」ではなく混ざっていて見えないことが多いです。
会社と個人の線引きができると、
社長の老後資金も「毎月の仕組み」で積み上がり始めます。
ケース③:個人事業主・フリーランス「収入の波に負けない仕組み」
状況
月によって売上が上下する。良い月は増えるけど、悪い月で戻る。
将来の不安が消えない。
よくある原因
- 良い月に生活レベルが上がってしまう
- 税金・社会保険の支払いで資金が急に減る
- 手元資金が薄く、焦って短期の判断になりやすい
変えたこと(やったこと)
- 「生活費の基準」を低めに固定(平均ではなく下の月を基準に)
- 良い月は“先取り”を厚くする(貯蓄・税金の箱へ)
- 手元資金(生活防衛費)を先に作る(不安を減らす土台)
ポイント
収入が不安定な人ほど、増やすテクニックより先に、
波に負けない形を作るのが効きます。
手元資金が増えると、焦りが減ります。
焦りが減ると、売上も判断も安定しやすくなります。
今日から真似できる“共通フォーマット”
立場が違っても、増え始めた人は共通して「お金の箱」を作っています。
難しく考えず、まずは次の3つだけでOKです。
- 生活費の箱:毎月の生活に使う
- 守りの箱:税金・保険・緊急用の備え
- 将来の箱:老後資金(積み立て・運用)
この3つに分けるだけで、
「今どこにいくらあるか」「次に何をすべきか」が分かりやすくなります。
そして一番大事なのは、最初から完璧を目指さないこと。
まずは小さく始めて、毎月1回だけ見直す。これで十分、前に進みます。
まとめ+要約
- 老後資金が増え始めた人は「先取り」「守り」「月1回の見直し」を淡々と続けている
- 会社員は「給料日先取り」と「固定費2つ見直し」で流れが変わりやすい
- 経営者は「会社と個人を分ける」だけで改善点が見えやすくなる
- フリーランスは「低めの生活基準」と「良い月に厚く先取り」で波に負けにくい
- 共通フォーマットは「生活費・守り・将来」の3つの箱に分けること
FAQ(3問)
Q1. 先取りって、いくらから始めればいいですか?
A. まずは小さくてOKです。「続く金額」が正解です。月3,000円でも、続けば立派な老後資金の土台になります。増やすのは慣れてからで大丈夫です。
Q2. 経営者ですが、会社に残すのが不安で個人に回せません。
A. その場合は「会社の守り」と「個人の守り」を分けて見える化するのが先です。混ざっていると不安が増えやすいので、まず線引きするだけで判断がしやすくなります。
Q3. 収入の波が大きくて、積み立てが途切れます。
A. 途切れても大丈夫です。ポイントは「低めの生活基準」と「良い月に厚く先取り」です。毎月一定にこだわらず、波を前提に仕組みを作ると続きやすくなります。
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Day4予告(次回)
明日(Day4)は、いよいよ「増やす(育てる)」ステップ。
投資や積み立てを、難しい言葉を避けて「どう選べばよいか」「失敗しにくい考え方」をやさしく解説します。