FP≠保険営業マン
FP (ファイナンシャルプランナー)と保険営業マンについてのお話をしようと思います。
普段から名刺交換をする機会が多いのですが、FP (ファイナンシャルプランナー) と肩書きのついた方をよくお見掛けしますが、大半は「保険の営業マン」。
そこで「保険の営業マン」の方にFP (ファイナンシャルプランナー) の業務でできることを確認すると、決まって出てくる答えは「保険の見直し」のみ。
これってどうでしょうか…。
FP (ファイナンシャルプランナー) とは 、貯蓄、投資、保険、年金、税金、不動産、相続などについて の知識を併せ持ち、関係各所と連携を取りながらアドバイスなどを行うこと。
また、法人についても様々な知識をもとに企業についてのお金周りに関するお手伝いができる職業だと思います。
実際には「保険の見直し」だけで 、FP (ファイナンシャルプランナー)としてできていると思っている人が多いかと思いますが、個人でも法人でも「負担(家計費や経費)を減らす」、「お金をふやす」、「お金をうむ」 の情報は知っててほしいと思います。
「負担(家計費や経費)を減らす」、「お金をふやす」、「お金をうむ」 の3点で、 貯蓄、投資、保険、年金、税金 の一部やお役に立てることがいっぱいなことを考えると、最初にマスターすべきところは少なくともこれだけはあるかと思いますね。
不動産や相続については、他の専門職の方々とのネットワークを使いながら連携をとることができれば問題がありません。
FP (ファイナンシャルプランナー) としての業務を行いながら本当に顧客のために役に立とうと考えるなら、ただの「保険見直し」業務だけではなく、本当の意味での顧客のための業務に注力できるようにならないといけませんね。
ここに書いたことが、 FP (ファイナンシャルプランナー) としてのスタンスや保険営業マンのスタンスに参考なること、そして顧客側から選ぶ基準の一つになればいいなと思います。